tiup mirror clone
コマンドtiup mirror clone
は、既存のミラーを複製するか、そのコンポーネントの一部を複製して新しいミラーを作成するために使用されます。新しいミラーは古いミラーと同じコンポーネントを持ちますが、異なる署名キーを使用します。
構文
tiup mirror clone <target-dir> [global version] [flags]
<target-dir>
、クローンされたミラーへのローカル パスを設定するために使用されます。パスが存在しない場合は、 TiUPによって自動的に作成されます。[global version]
が指定された場合、 TiUP は指定されたバージョンのすべてのコンポーネントのクローンを作成しようとします。一部のコンポーネントに指定されたバージョンがない場合、 TiUP はその最新バージョンのクローンを作成します。
オプション
-f, --full
- ミラー全体をクローンするかどうか。このオプションが設定されている場合、他のオプションは無視され、 TiUP は対象のミラーからすべてのバージョンのすべてのコンポーネントを完全にクローンします。
- データ型:
BOOLEAN
- このオプションはデフォルトでは無効になっており、デフォルト値は
false
です。このオプションを有効にするには、このオプションをコマンドに追加し、値true
を渡すか、値を渡さないようにします。
-a, --arch
- 指定されたプラットフォームで実行できるコンポーネントのみを複製します。
- データ型:
STRING
- デフォルト: "amd64,arm64"
-o, --os
- 指定されたオペレーティング システムで実行できるコンポーネントのみを複製します。
- データ型:
STRING
- デフォルト: "linux,darwin"
--プレフィックス
- バージョンのプレフィックスのみを一致させるかどうか。デフォルトでは、 TiUP は厳密に一致するコンポーネントバージョンをダウンロードします。このオプションを設定すると、 TiUP はプレフィックスが一致するコンポーネントバージョンもダウンロードします。
- データ型:
BOOLEAN
- このオプションはデフォルトでは無効になっており、デフォルト値は
false
です。このオプションを有効にするには、このオプションをコマンドに追加し、値true
を渡すか、値を渡さないようにします。
- {コンポーネント}
- クローンするコンポーネントのバージョン リストを指定します。
{component}
にコンポーネント名を入力します。tiup list --all
を実行すると、使用可能なコンポーネント名が表示されます。 - データ型: 文字列
- デフォルト: Null