tiup dm reload
クラスタ構成の変更後、設定を有効にするには、 tiup dm reloadコマンドを使用してクラスタをリロードする必要があります。このコマンドは、制御マシンの設定をサービスが稼働しているリモートマシンに公開し、アップグレードプロセスに従ってサービスを順番に再起動します。クラスタは再起動プロセス中も引き続き利用可能です。
構文
tiup dm reload <cluster-name> [flags]
<cluster-name> : 操作対象となるクラスターの名前。
オプション
-N, --node
- 再起動するノードを指定します。指定しない場合は、すべてのノードが再起動されます。このオプションの値は、ノードIDのカンマ区切りのリストです。ノードIDは、
tiup dm displayコマンドで返されるクラスターステータステーブルの最初の列から取得できます。 - データ型:
STRINGS - このオプションがコマンドで指定されていない場合は、デフォルトですべてのノードが選択されます。
注記:
-R, --roleオプションを同時に指定した場合は、-N, --nodeと-R, --role両方の指定に一致するサービス ノードのみが再起動されます。- オプション
--skip-restart指定した場合、オプション-N, --nodeは無効になります。
-R, --role
- 再起動するロールを指定します。指定しない場合は、すべてのロールが再起動されます。このオプションの値は、ノードロールのコンマ区切りのリストです。ノードのロールは、
tiup dm displayコマンドで返されるクラスターステータステーブルの2列目から取得できます。 - データ型:
STRINGS - コマンドでこのオプションを指定しない場合は、すべてのロールがデフォルトで選択されます。
注記:
-N, --nodeオプションを同時に指定した場合は、-N, --nodeと-R, --role両方の指定に一致するサービス ノードのみが再起動されます。- オプション
--skip-restart指定した場合、オプション-R, --roleは無効になります。
--skip-restart
tiup dm reloadコマンドは 2 つの操作を実行します。
- すべてのノード構成を更新します
- 指定されたノードを再起動します
--skip-restartオプションを指定すると、ノードを再起動せずに構成のみが更新されるため、更新された構成は適用されず、対応するサービスの次回の再起動まで有効になりません。
- データ型:
BOOLEAN - デフォルト: false
-h, --help
- ヘルプ情報を出力します。
- データ型:
BOOLEAN - デフォルト: false
出力
tiup-dm の実行ログ。