tiup cluster destroy
アプリケーションがオフラインになった後、クラスターが占有していたマシンを解放して他のアプリケーションで使用できるようにするには、クラスター上のデータとデプロイされたバイナリファイルをクリーンアップする必要があります。クラスターを破棄するには、 tiup cluster destroyコマンドで以下の操作を実行します。
- クラスターを停止します。
- 各サービスについて、ログ ディレクトリ、デプロイメント ディレクトリ、およびデータ ディレクトリを削除します。
- tiup-clusterによって各サービスのデータディレクトリまたはデプロイメントディレクトリの親ディレクトリが作成されている場合は、親ディレクトリも削除します。
構文
tiup cluster destroy <cluster-name> [flags]
<cluster-name> : 破棄するクラスターの名前。
オプション
--force
- 場合によっては、クラスタ内の一部のノードがダウンし、SSH経由でノードに接続して操作できなくなることがあります。このような場合は、
--forceオプションを使用してこれらのエラーを無視できます。 - データ型:
Boolean - このオプションはデフォルトで無効になっており、デフォルト値は
falseです。このオプションを有効にするには、コマンドにこのオプションを追加し、値trueを渡すか、値を渡さないかのいずれかを選択します。
--ノードデータを保持
- データを保持する必要があるノードを指定します。複数のノードを指定する必要がある場合は、このオプションを複数回使用します(
--retain-node-data <node-A> --retain-node-data <node-B>)。 - データ型:
StringArray - デフォルト: 空
--ロールデータを保持する
- データを保持する必要があるロールを指定します。複数のロールを指定する必要がある場合は、このオプションを複数回使用します(
--retain-role-data <role-A> --retain-role-data <role-B>)。 - データ型:
StringArray - デフォルト: 空
-h, --help
- ヘルプ情報を出力します。
- データ型:
Boolean - このオプションはデフォルトで無効になっており、デフォルト値は
falseです。このオプションを有効にするには、コマンドにこのオプションを追加し、値trueを渡すか、値を渡さないかのいずれかを選択します。
出力
tiup-clusterの実行ログ。