tiup status

tiup statusコマンドは、 tiup [flags] <component> [args...]コマンドを使用してコンポーネントを実行した後、コンポーネントの操作情報を表示するために使用されます。

注記:

確認できるのは以下のコンポーネントの情報のみです。

  • 現在も稼働中のコンポーネント
  • tiup -T/--tagで指定されたタグを通過するコンポーネント

構文

tiup status [flags]

オプション

なし

出力

次のフィールドで構成されるテーブル:

  • Name : -T/--tagで指定したタグ名。指定しない場合はランダムな文字列になります。
  • Component : 動作コンポーネント。
  • PID : 動作コンポーネントに対応するプロセス ID。
  • Status : 動作コンポーネントのステータス。
  • Created Time : コンポーネントの開始時刻。
  • Directory : コンポーネントのデータ ディレクトリ。
  • Binary : コンポーネントのバイナリ ファイル パス。
  • Args : 操作コンポーネントの開始引数。

コンポーネントのステータス

コンポーネントは次のいずれかのステータスで実行できます。

  • 稼働中:コンポーネントは正常に動作しています。
  • ダウンまたは到達不能:コンポーネントが実行されていないか、対応するホストにネットワークの問題が発生しています。
  • トゥームストーン:コンポーネント上のデータが完全に移行され、スケールインが完了しました。このステータスは、TiKV またはTiFlashにのみ存在します。
  • オフライン保留中:コンポーネントのデータが移行中で、スケールインが進行中です。このステータスは、TiKV またはTiFlashにのみ存在します。
  • 不明:コンポーネントの実行ステータスは不明です。

注記:

TiUPのPending Offline 、PD API によって返されるOffline 、および TiDB ダッシュボードのLeaving同じステータスを示します。

コンポーネントのステータスはPDスケジュール情報から取得されます。詳細については情報収集を参照してください。

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