暗号化と圧縮機能

TiDB は、MySQL 8.0 で利用可能な暗号化および圧縮関数のほとんどをサポートしています。

サポートされている関数

名前説明
MD5()MD5チェックサムを計算する
PASSWORD()パスワード文字列を計算して返す
RANDOM_BYTES()ランダムなバイトベクトルを返す
SHA1(), SHA()SHA-1 160ビットチェックサムを計算する
SHA2()SHA-2チェックサムを計算する
SM3()SM3 チェックサムを計算します (現在、MySQL はこの関数をサポートしていません)
AES_DECRYPT()AESを使用して復号化する
AES_ENCRYPT()AESを使用して暗号化する
COMPRESS()結果をバイナリ文字列として返す
UNCOMPRESS()圧縮された文字列を解凍する
UNCOMPRESSED_LENGTH()圧縮前の文字列の長さを返す
VALIDATE_PASSWORD_STRENGTH()パスワードの強度を検証する

block_encryption_mode変数は、 AES_ENCRYPT()およびAES_DECRYPT()に使用される暗号化モードを設定します。

validate_password.*変数はVALIDATE_PASSWORD_STRENGTH()機能に影響します。

サポートされていない関数

  • DES_DECRYPT() ENCRYPT()これらの関数はDES_ENCRYPT() OLD_PASSWORD()で非推奨となり、8.0 で削除されました。
  • MySQL Enterprise 問題 #2632でのみ使用可能な関数。

MySQL 互換性

  • TiDB はSTATEMENT_DIGEST()およびSTATEMENT_DIGEST_TEXT()関数をサポートしていません。

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