データ移行コンフィグレーションファイルの概要
このドキュメントでは、DM (データ移行) の構成ファイルの概要を説明します。
DMプロセス構成ファイル
dm-master.toml: DMマスタープロセスの実行に関する設定ファイル。DMマスターのトポロジ情報とログが含まれます。詳細については、 DMマスターコンフィグレーションファイルを参照してください。dm-worker.toml: DMワーカープロセスの実行に関する設定ファイル。DMワーカーのトポロジ情報とログが含まれます。詳細はDMワーカーコンフィグレーションファイルを参照してください。source.yaml: MySQLやMariaDBなどの上流データベースの設定。詳細は上流データベースコンフィグレーションファイルを参照してください。
DM移行タスクの構成
データ移行タスクの作成
データ移行タスクを作成するには、次の手順に従います。
- dmctl を使用してデータ ソース構成を DM クラスターにロードします。 。
- タスクコンフィグレーションガイドの説明を参考に設定ファイル
your_task.yamlを作成します。 - dmctlを使用してデータ移行タスクを作成する 。
重要な概念
このセクションでは、いくつかの重要な概念について説明します。
| コンセプト | 説明 | コンフィグレーションファイル |
|---|---|---|
source-id | MySQLまたはMariaDBインスタンス、あるいはプライマリ/セカンダリ構造の移行グループを一意に表します。1の最大長はsource-idです。 | source_id / source.yaml ;task.yaml中source-id |
| DMマスターID | DMマスターを一意に表す( dm-master.tomlのmaster-addrパラメータによって) | master-addr / dm-master.toml |
| DMワーカーID | DMワーカーを一意に表す( dm-worker.tomlのworker-addrのパラメータによって) | worker-addr / dm-worker.toml |