tiup mirror genkey
TiUP 鏡の定義によれば、ユーザーには次の 3 つの役割があります。
- ミラー管理者:
root.json
、index.json
、snapshot.json
、およびtimestamp.json
を変更する権限を持っています。 - コンポーネント所有者: 対応するコンポーネントを変更する権限を持っています。
- 一般ユーザー: コンポーネントをダウンロードして使用できます。
TiUPファイルを変更するために対応する所有者/管理者の署名が必要であるため、所有者/管理者は自分の秘密キーを持っている必要があります。コマンドtiup mirror genkey
は秘密鍵を生成するために使用されます。
構文
tiup mirror genkey [flags]
オプション
-n、--name
- キーの名前を指定します。これにより、最終的に生成されるファイルの名前も決まります。生成された秘密鍵ファイルのパスは
${TIUP_HOME}/keys/{name}.json
です。TIUP_HOME
TiUPのホーム ディレクトリを指します。デフォルトでは$HOME/.tiup
です。name
-n/--name
で指定した秘密キー名を参照します。 - データ型:
STRING
- デフォルト: 「プライベート」
-p、--public
- オプション
-n/--name
で指定された秘密鍵に対応する公開鍵を表示します。 -p/--public
を指定すると、 TiUP は新しい秘密鍵を作成しません。-n/--name
で指定した秘密鍵が存在しない場合、 TiUP はエラーを返します。- データ型:
BOOLEAN
- このオプションはデフォルトでは無効になっており、デフォルト値は
false
です。このオプションを有効にするには、このオプションをコマンドに追加して、値true
渡すか、値を渡さないことができます。
- 保存
- 公開鍵の情報をカレントディレクトリにファイルとして保存します。ファイル名は
{hash-prefix}-public.json
です。hash-prefix
はキー ID の最初の 16 ビットです。 - データ型:
BOOLEAN
- このオプションはデフォルトでは無効になっており、デフォルト値は
false
です。このオプションを有効にするには、このオプションをコマンドに追加して、値true
渡すか、値を渡さないことができます。
出力
-p/--public
が指定されていない場合:-n/--name
で指定した秘密鍵が存在する場合: TiUP はKey already exists, skipped
を出力します。-n/--name
で指定した秘密鍵が存在しない場合: TiUP はprivate key have been write to ${TIUP_HOME}/keys/{name}.json
を出力します。
-p/--public
を指定した場合:-n/--name
で指定された秘密キーが存在しない場合: TiUP はエラーError: open ${TIUP_HOME}/keys/{name}.json: no such file or directory
を報告します。-n/--name
で指定した秘密鍵が存在する場合TiUPは、対応する公開鍵の内容を出力します。