tiup cluster start
tiup cluster startコマンドは、指定されたクラスターのすべてのサービスまたは一部のサービスを開始するために使用されます。
構文
tiup cluster start <cluster-name> [flags]
<cluster-name>は、操作するクラスターの名前です。クラスター名を忘れた場合は、 tiup cluster listコマンドを使用して確認できます。
オプション
-N, --ノード
- 開始するノードを指定します。このオプションの値は、ノード ID のコンマ区切りリストです。 
tiup cluster displayコマンドで返されるクラスタ ステータス テーブルの最初の列からノード ID を取得できます。 - データ型: 
STRINGS - このオプションがコマンドで指定されていない場合、デフォルトですべてのノードが開始されます。
 
ノート:
-R, --roleのオプションを同時に指定した場合、-N, --nodeと-R, --roleの両方の指定に一致するサービスノードだけが起動されます。
-R, --role
- 起動するノードの役割を指定します。このオプションの値は、ノードの役割のコンマ区切りリストです。 
tiup cluster displayコマンドによって返されるクラスタ ステータス テーブルの 2 列目から、ノードの役割を取得できます。 - データ型: 
STRINGS - このオプションがコマンドで指定されていない場合、すべての役割がデフォルトで開始されます。
 
ノート:
-N, --nodeのオプションを同時に指定した場合、-N, --nodeと-R, --roleの両方の指定に一致するサービスノードだけが起動されます。
-h, --help
- ヘルプ情報を出力します。
 - データ型: 
BOOLEAN - このオプションはデフォルトで無効になっており、値は
falseです。このオプションを有効にするには、このオプションをコマンドに追加し、値trueを渡すか、値を何も渡さないでください。 
出力
サービス開始のログ。