tiup dm upgrade
tiup dm upgradeコマンドは、指定したクラスターを特定のバージョンにアップグレードするために使用されます。
構文
tiup dm upgrade <cluster-name> <version> [flags]
<cluster-name>は、操作対象のクラスターの名前です。クラスター名を忘れた場合は、tiup dm listコマンドを使用して確認できます。<version>は、アップグレード先のターゲット バージョンです (v7.1.3など)。現在、新しいバージョンへのアップグレードのみが許可されており、以前のバージョンへのアップグレードは許可されていません。つまり、ダウングレードは許可されていません。夜間バージョンへのアップグレードも許可されていません。
オプション
--offline
- 現在のクラスターがオフラインであることを宣言します。このオプションを指定すると、 TiUP DM はサービスを再起動せずに、所定のクラスター コンポーネントのバイナリ ファイルのみを置き換えます。
-h, --help
- ヘルプ情報を出力します。
- データ型:
BOOLEAN - このオプションは、値
falseを指定するとデフォルトで無効になります。このオプションを有効にするには、このオプションをコマンドに追加し、値true渡すか、値を渡しません。
出力
サービスのアップグレード プロセスのログ。