TiDB 4.0.0 Beta.1 リリースノート

発売日: 2020年2月28日

TiDB バージョン: 4.0.0-beta.1

TiDB Ansible バージョン: 4.0.0-beta.1

互換性の変更

  • ティビ

    • log.enable-slow-log構成項目の型を整数からブール値#14864に変更します
    • MySQL 5.7と一致するように、 mysql.userシステム テーブルのpasswordフィールド名をauthentication_stringに変更します (この互換性の変更により、以前のバージョンにロールバックできなくなります) #14598
    • txn-total-size-limit設定項目のデフォルト値を1GBから100MBに調整します#14522
    • PD #14750 #14303 #14830から読み取った構成項目の動的な変更または更新をサポート
  • ティクヴ

  • PD

    • HTTP APIを最適化して構成マネージャー#2080と互換性を持たせる
  • TiDB Lightning

    • 構成ファイル#255に設定されていない特定の項目については、ドキュメントで指定されたデフォルト構成を使用します。
  • TiDB アンシブル

    • theflashからtiflash #1130に名前を変更
    • TiFlashの設定ファイル#1138のデフォルト値と関連設定を最適化する

新機能

  • ティビ

    • SLOW_QUERY / CLUSTER_SLOW_QUERYシステムテーブル#14840 #14878の任意の時点のスローログのクエリをサポート
    • SQLパフォーマンス診断をサポート
    • Sequence機能#14731 #14589 #14674 #14442 #14303 #14830をサポート
    • PD #14750 #14303 #14830から読み取った構成項目の動的な変更または更新をサポート
    • 負荷分散ポリシーに従って異なるロールからデータを自動的に読み取る機能を追加し、この機能を有効にするためにleader-and-followerシステム変数を追加します#14761
    • Coercibility関数#14739を追加する
    • パーティションテーブルでのTiFlashレプリカの設定をサポート#14735 #14713 #14644
    • SLOW_QUERYテーブル#14451の権限チェックを改善する
    • SQL結合を使用する際にメモリが不足している場合、中間結果をディスクファイルに自動的に書き込む機能をサポート#14708 #14279
    • information_schema.PARTITIONSシステムテーブル#14347をクエリしてテーブルパーティションのチェックをサポート
    • json_objectagg集計関数#11154を追加する
    • 監査ログに拒否された接続試行を記録することをサポート#14594
    • 1つのサーバーへの接続数を制御するために、 max-server-connections構成項目(デフォルトでは4096 )を追加します#14409
    • サーバーレベル#14440で複数のstorageエンジンを指定して分離読み取りをサポートする
    • ApplyオペレータとSortオペレータのコストモデルを最適化して安定性を向上させる#13550 #14708
  • ティクヴ

    • HTTP API #6480経由でステータス ポートから構成項目を取得する機能をサポート
    • コプロセッサー#6341Chunk Encoderのパフォーマンスを最適化
  • PD

    • ダッシュボードUI #2086を通じてクラスター内のホットスポットの分布へのアクセスをサポート
    • クラスターコンポーネント#2116START_TIMEUPTIMEキャプチャと表示をサポート
    • member API #2130の返されたメッセージにデプロイメントパスとコンポーネントバージョンの情報を追加します。
    • pd-ctl にcomponentサブコマンドを追加して、他のコンポーネントの構成を変更および確認します (実験的) #2092
  • TiDBBinlog

    • コンポーネント間のTLSをサポート#904 #894
    • Drainerにkafka-client-id設定項目を追加して、KafkaのクライアントID #902を設定します。
    • Drainer #885の増分バックアップ データの消去をサポート
  • TiDB アンシブル

    • 1 つのクラスターに複数の Grafana/Prometheus/Alertmanager をデプロイするサポート#1142
    • TiFlashの設定ファイル#1145metric_port設定項目(デフォルトでは8234 )を追加します。
    • TiFlashの設定ファイル#1141flash_proxy_status_port設定項目(デフォルトでは20292 )を追加します。
    • TiFlash監視ダッシュボードを追加する#1147 #1151

バグの修正

  • ティビ

    • 64文字を超える列名でviewを作成するとエラーが報告される問題を修正#14850
    • create or replace view文が正しく処理されていないため、 information_schema.viewsに重複データが存在する問題を修正#14832
    • plan cacheが有効になっている場合のBatchPointGetの誤った結果を修正#14855
    • タイムゾーンを変更した後にデータが間違ったパーティションテーブルに挿入される問題を修正#14370
    • 外部結合の簡略化#14515中にIsTrue関数の無効な名前を使用して式を再構築するときに発生するpanicを修正
    • show binding#14443の不正な権限チェックを修正
  • ティクヴ

  • TiDB Lightning

    • サーバーモード#259以外ではWebインターフェースが動作しないバグを修正

このページは役に立ちましたか?