TiDB 2.0.8 リリースノート
2018 年 10 月 16 日に、TiDB 2.0.8 がリリースされました。 TiDB 2.0.7 と比較して、このリリースではシステムの互換性と安定性が大幅に向上しています。
TiDB
- 改善
Update
ステートメントが対応する AUTO-INCREMENT カラム#7846を変更しない場合、AUTO-ID の増加速度を遅くします。
- バグの修正
- PD リーダーがダウンしたときにサービスを回復するために、新しい etcd セッションをすばやく作成します#7810
DateTime
タイプのデフォルト値を計算する際にタイムゾーンが考慮されない問題を修正#7672duplicate key update
一部の条件で値が正しく挿入されない問題を修正#7685UnionScan
の述語条件がプッシュダウンされない問題を修正#7726TIMESTAMP
インデックス#7812を追加するとタイムゾーンが正しく処理されない問題を修正- 一部の状況で統計モジュールによって引き起こされるメモリリークの問題を修正#7864
- 一部の異常状態#7871において
ANALYZE
の結果が得られない問題を修正 - 返される結果が正しいことを確認するため、関数
SYSDATE
折り畳まないでください#7894 - 一部の状況での
substring_index
panicの問題を修正#7896 - 一部の条件で
OUTER JOIN
が誤ってINNER JOIN
に変換されてしまう問題を修正#7899
TiKV
- バグ修正
- ノードがダウンするとRaftstore
EntryCache
が消費するメモリが増加し続ける問題を修正#3529
- ノードがダウンするとRaftstore