DMマスターコンフィグレーションファイル
このドキュメントでは、構成ファイル テンプレートとこのファイル内の各構成パラメータの説明を含む、DM マスターの構成について紹介します。
コンフィグレーションファイルのテンプレート
以下はDM-masterの設定ファイルのテンプレートです。
name = "dm-master"
# log configuration
log-level = "info"
log-file = "dm-master.log"
# DM-master listening address
master-addr = ":8261"
advertise-addr = "127.0.0.1:8261"
# URLs for peer traffic
peer-urls = "http://127.0.0.1:8291"
advertise-peer-urls = "http://127.0.0.1:8291"
# cluster configuration
initial-cluster = "master1=http://127.0.0.1:8291,master2=http://127.0.0.1:8292,master3=http://127.0.0.1:8293"
join = ""
ssl-ca = "/path/to/ca.pem"
ssl-cert = "/path/to/cert.pem"
ssl-key = "/path/to/key.pem"
cert-allowed-cn = ["dm"]
コンフィグレーションパラメータ
このセクションでは、DM マスターの設定パラメーターを紹介します。
グローバル構成
パラメータ | 説明 |
---|---|
name | DM マスターの名前。 |
log-level | ログ レベルをdebug 、 info 、 warn 、 error 、およびfatal から指定します。デフォルトのログレベルはinfo です。 |
log-file | ログファイルのディレクトリを指定します。パラメーターが指定されていない場合、ログは標準出力に出力されます。 |
master-addr | サービスを提供するDMマスターのアドレスを指定します。 「:8261」のように、IP アドレスを省略してポート番号のみを指定することもできます。 |
advertise-addr | DM マスターが外部にアドバタイズするアドレスを指定します。 |
peer-urls | DM マスター ノードのピア URL を指定します。 |
advertise-peer-urls | DM マスターが外部にアドバタイズするピア URL を指定します。デフォルトでは、 advertise-peer-urls の値はpeer-urls の値と同じです。 |
initial-cluster | 値initial-cluster は、最初のクラスター内のすべての DM マスター ノードの値advertise-peer-urls の組み合わせです。 |
join | 値join は、クラスター内の既存の DM マスター ノードの値advertise-peer-urls の組み合わせです。 DM マスター ノードを新たに追加する場合は、 initial-cluster join に置き換えます。 |
ssl-ca | DM マスターが他のコンポーネントに接続するための信頼できる SSL CA のリストを含むファイルのパス。 |
ssl-cert | DM マスターが他のコンポーネントに接続するための PEM 形式の X509 証明書を含むファイルのパス。 |
ssl-key | DM マスターが他のコンポーネントに接続するための PEM 形式の X509 キーを含むファイルのパス。 |
cert-allowed-cn | 通称リスト。 |