データ移行タスクを一時停止します
pause-task
コマンドを使用して、データ移行タスクを一時停止できます。
pause-task
はstop-task
とは次の点で異なります。
pause-task
は、移行タスクを一時停止するだけです。query-status
を使用して、タスクのステータス情報(メモリに保持されている)を照会できます。stop-task
は移行タスクを終了し、このタスクに関連するすべての情報をメモリから削除します。これは、query-status
を使用してステータス情報を照会できないことを意味します。 「チェックポイント」のようなdm_meta
と、ダウンストリームに移行されたデータは削除されません。- 移行タスクを一時停止するために
pause-task
を実行すると、同じ名前で新しいタスクを開始することはできません。また、このタスクが存在するため、一時停止したタスクのリレーログを削除することもできません。stop-task
を実行してタスクを停止すると、同じ名前で新しいタスクを開始できます。また、このタスクは存在しないため、停止したタスクのリレーログを削除できます。 pause-task
は通常、トラブルシューティングのためにタスクを一時停止するために使用され、stop-task
は移行タスクを完全に削除するため、またはstart-task
と連携して構成情報を更新するために使用されます。
help pause-task
pause a specified running task
Usage:
dmctl pause-task [-s source ...] <task-name | task-file> [flags]
Flags:
-h, --help help for pause-task
Global Flags:
-s, --source strings MySQL Source ID
使用例
pause-task [-s "mysql-replica-01"] task-name
フラグの説明
-s
:(オプション)移行タスクのサブタスクを一時停止するMySQLソースを指定します。設定されている場合、このコマンドは指定されたMySQLソースのサブタスクのみを一時停止します。task-name| task-file
:(必須)タスク名またはタスクファイルのパスを指定します。
返された結果
pause-task test
{
"op": "Pause",
"result": true,
"msg": "",
"sources": [
{
"result": true,
"msg": "",
"source": "mysql-replica-01",
"worker": "worker1"
}
]
}