TiDB 2.1.8 リリースノート
発売日: 2019年4月12日
TiDB バージョン: 2.1.8
TiDB Ansible バージョン: 2.1.8
ティビ
- NULL値のパラメータがある場合、
GROUP_CONCAT
関数の処理ロジックがMySQLと互換性がない問題を修正しました#9930 Distinct
モード#9931の小数値の等価性チェックの問題を修正SHOW FULL COLUMNS
ステートメントの日付、日付時刻、およびタイムスタンプ型の照合順序互換性の問題を修正しました。- フィルタリング条件に相関列が含まれている場合に行数の推定が不正確になる問題を修正#9937
DATE_ADD
とDATE_SUB
関数間の互換性の問題を修正- 互換性を向上させるために、
STR_TO_DATE
機能の%H
形式をサポートする#9964 GROUP_CONCAT
関数が一意のインデックス#9969でグループ化されたときに結果が間違っている問題を修正- オプティマイザヒントに一致しないテーブル名が含まれている場合に警告を返す#9970
- ログ形式を統一し、分析ツールを使用したログ収集を容易にする統一ログ形式
- NULL値が多すぎると統計推定が不正確になる問題を修正#9979
- TIMESTAMP型のデフォルト値が境界値#9987の場合にエラーが報告される問題を修正
time_zone
#10000の値を検証する2019.01.01
回限りのフォーマット#10001をサポートEXPLAIN
ステートメントによって返される結果で行数の推定が誤って表示される場合がある問題を修正#10044KILL TIDB [session id]
場合によっては文の実行を即座に停止できない問題を修正#9976- いくつかのケースにおける定数フィルタリング条件の述語プッシュダウン問題を修正#10049
- 読み取り専用ステートメントが場合によっては正しく処理されない問題を修正#10048
PD
regionScatterer
無効なOperatorStep
#1482を生成する可能性がある問題を修正- ホットストアがキー#1487の統計を誤って作成する問題を修正
MergeRegion
オペレータ#1495の短すぎるタイムアウト問題を修正- TSO リクエストを処理する PDサーバーの経過時間メトリックを追加する#1502
ティクヴ
- 読み取りトラフィックの統計が間違っている問題を修正#4441
- リージョンが多すぎる場合の raftstore のパフォーマンス問題を修正#4484
- レベル0のSSTファイルの数が
level_zero_slowdown_writes_trigger/2
超える場合はファイルを取り込みません#4464
ツール
- Lightning のテーブルをインポートする順序を最適化して、インポートプロセス中にクラスター上で
Checksum
とAnalyze
を実行する大きなテーブルの影響を軽減し、Checksum
とAnalyze
の成功率を向上させます#156 - KVエンコーダ#145の追加解析作業を回避するために、データソースファイルの内容をTiDBの
types.Datum
に直接解析することで、LightningのエンコードSQLパフォーマンスを50%向上しました。 - TiDB Binlog Pumpに
storage.sync-log
構成項目を追加して、 Pump #529でローカルstorageのディスクを非同期にフラッシュできるようにします。 - TiDB Binlog PumpとDrainer #530間の通信のトラフィック圧縮をサポート
- TiDB Binlog Drainerに
syncer.sql-mode
構成項目を追加して、異なるsql-mode
s を使用して DDL クエリを解析できるようにします#513 - TiDB Binlog Drainerに
syncer.ignore-table
構成項目を追加して、複製しないテーブルのフィルタリングをサポートする#526