TiDB 2.1.19 リリースノート
発売日: 2019年12月27日
TiDB バージョン: 2.1.19
TiDB Ansible バージョン: 2.1.19
ティビ
- SQL オプティマイザー
select max(_tidb_rowid) from t
のシナリオを最適化してテーブル全体のスキャンを回避する#13294- クエリ内のユーザー変数に割り当てられた誤った値と述語のプッシュダウンによって発生する誤った結果を修正します#13230
- 統計情報の更新時にデータ競合が発生し、統計情報が正確でない問題を修正#13690
UPDATE
文にサブクエリと保存された生成列の両方が含まれている場合に結果が正しくない問題を修正します。この文に異なるデータベースの同じ名前のテーブルが 2 つ含まれている場合にUPDATE
文の実行エラーが発生する問題を修正します#13357PhysicalUnionScan
演算子が統計#14134を誤って設定するため、クエリ プランが誤って選択される可能性がある問題を修正しました。minAutoAnalyzeRatio
制約を取り除き、自動ANALYZE
よりタイムリーに#14013にするWHERE
節に一意キー#13385の等号条件が含まれている場合に、推定行数が1
より大きくなる問題を修正しました。
- SQL実行エンジン
ConvertJSONToInt
#13036でunit64
の中間結果としてint64
使用する場合の精度オーバーフローを修正しました。SLEEP
関数がクエリ内に存在する場合(たとえばselect 1 from (select sleep(1)) t;)
)、列の整理によりクエリ内のsleep(1)
無効になる問題を修正しました#13039INSERT ON DUPLICATE UPDATE
文#12999でChunk
再利用してメモリのオーバーヘッドを削減するslow_query
テーブル#13129にトランザクション関連のフィールドを追加します。Prewrite_time
Commit_time
Get_commit_ts_time
Commit_backoff_time
Backoff_types
Resolve_lock_time
Local_latch_wait_time
Write_key
Write_size
Prewrite_region
Txn_retry
UPDATE
文に含まれるサブクエリが誤っWHERE
変換される問題を修正。5 句にサブクエリ#13120含まれている場合にUPDATE
実行が失敗する問題を修正。- パーティションテーブル#13143で
ADMIN CHECK TABLE
実行をサポート - 列属性として
ON UPDATE CURRENT_TIMESTAMP
を使用し、浮動小数点精度#12462を指定した場合に、SHOW CREATE TABLE
などのステートメントの精度が不完全になる問題を修正 - 列#14162を削除、変更、または変更するときに外部キーがチェックされないため、
SELECT * FROM information_schema.KEY_COLUMN_USAGE
ステートメントの実行時にpanicが発生する問題を修正しました。 - TiDB #13255で
Streaming
が有効になっている場合に返されるデータが重複する可能性がある問題を修正 - 夏時間によるエラー
Invalid time format
を修正#13624 - 整数を符号なし浮動小数点型または小数点型に変換すると精度が失われ、データが正しくなくなる問題を修正#13756
Quote
関数がNULL
値#13681を処理するときに誤ったタイプの値が返される問題を修正しましたgotime.Local
#13792使用して文字列から日付を解析した後にタイムゾーンが正しくない問題を修正しましたbuiltinIntervalRealSig
#13768の実装でbinSearch
関数がエラーを返さないため、結果が不正確になる可能性がある問題を修正しました。INSERT
文実行#14009で文字列型を浮動小数点型に変換するときにエラーが発生する可能性がある問題を修正sum(distinct)
関数#13041から返される誤った結果を修正- 関数
jsonUnquoteFunction
の返される型の長さに誤った値が与えられているためunion
CAST
データをマージされた型に変換するときにdata too long
が返される問題を修正しました#13645 - 権限チェックが厳しすぎるためパスワードを設定できない問題を修正#13805
- サーバ
- DDL
- テーブルが作成され、テーブルに
COLLATE
#13190が含まれている場合、列のシステムのデフォルトの文字セットではなく、テーブルのCOLLATE
使用します。 - テーブル作成時にインデックス名の長さを制限する#13311
- テーブル名を変更するときにテーブル名の長さがチェックされない問題を修正#13345
BIT
列#13511の幅の範囲を確認するchange/modify column
から出力されるエラー情報をより分かりやすくする#13798- 下流のDrainerによってまだ処理されていない
drop column
操作を実行するときに、下流が影響を受ける列#13974のない DML 操作を受け取る可能性がある問題を修正しました。
- テーブルが作成され、テーブルに
ティクヴ
- Raftstore
- TiKV を再起動したときに発生するpanicを修正し、リージョンをマージして Compact log #5884を適用するプロセスで
is_merging
に誤った値が与えられました。
- TiKV を再起動したときに発生するpanicを修正し、リージョンをマージして Compact log #5884を適用するプロセスで
- 輸入業者
- gRPCメッセージの長さの制限を解除する#5809
PD
- すべてのリージョン#1988を取得するための HTTP API のパフォーマンスを向上
- etcd をアップグレードして、etcd PreVote がリーダーを選出できない問題を修正します (ダウングレードはサポートされていません) #2052
ツール
- TiDBBinlog