TiDBBinlog用語集
このドキュメントには、TiDB Binlogのログ、監視、構成、およびドキュメントで使用される用語がリストされています。
ビンログ
TiDB Binlogでは、binlogはTiDBからのバイナリログデータを参照します。また、DrainerがKafkaまたはファイルに書き込むバイナリログデータも参照します。前者と後者は異なる形式です。さらに、TiDBのbinlogとMySQLのbinlogも異なる形式になっています。
Binlogイベント
TiDBのDMLbinlogには、 INSERT
、およびDELETE
のUPDATE
種類のイベントがあります。 Drainerの監視ダッシュボードでは、レプリケーションデータに対応するさまざまなイベントの数を確認できます。
チェックポイント
チェックポイントは、レプリケーションタスクが一時停止して再開する位置、または停止して再開する位置を示します。 Drainerがダウンストリームに複製するコミットを記録します。再起動すると、Drainerはチェックポイントを読み取り、対応するコミットからデータの複製を開始します。
セーフモード
セーフモードとは、インクリメンタルレプリケーションタスクのテーブルスキーマに主キーまたは一意のインデックスが存在する場合に、DMLのべき等インポートをサポートするモードを指します。
このモードでは、 INSERT
ステートメントはREPLACE
として書き直され、 UPDATE
ステートメントはDELETE
およびREPLACE
として書き直されます。次に、書き直されたステートメントがダウンストリームに対して実行されます。セーフモードは、Drainerの起動後5分以内に自動的に有効になります。構成ファイルのsafe-mode
パラメーターを変更することでモードを手動で有効にできますが、この構成は、ダウンストリームがMySQLまたはTiDBの場合にのみ有効です。