TiDB2.1.3リリースノート
2019年1月28日、TiDB2.1.3がリリースされました。対応するTiDBAnsible2.1.3もリリースされています。このリリースでは、TiDB 2.1.2と比較して、システムの安定性、SQLオプティマイザー、統計情報、および実行エンジンが大幅に改善されています。
TiDB
- SQLオプティマイザー/エグゼキューター
- 場合によっては、準備済みプランキャッシュのパニックの問題を修正します#8826
- インデックスがプレフィックスインデックス#8851の場合に範囲計算が間違っている問題を修正します
SQL_MODE
が厳密でない場合に文字列が不正なTIME
形式の場合、CAST(str AS TIME(N))
はnullを返します#8966UPDATE
、場合によっては#8980の処理中に生成された列のパニックの問題を修正します- 場合によっては、統計ヒストグラムの上限オーバーフローの問題を修正します#8989
- 全表スキャンを回避し、クラスタのストレスを軽減するための
_tidb_rowid
の構築クエリのサポート範囲#9059 CAST(AS TIME)
の精度が大きすぎる場合はエラーを返します#9058- デカルト積#9037で
Sort Merge Join
の使用を許可する - 場合によっては、パニック後に統計ワーカーが再開できない問題を修正します#9085
Sort Merge Join
が場合によっては間違った結果を返すという問題を修正します#9046CASE
節#8355でJSONタイプを返すことをサポートします
- サーバ
- DDL
- MySQL #8808の動作と一貫性を保つために、
RENAME TABLE
の互換性の問題を修正します ADD INDEX
の同時変更のサポートはすぐに有効になります#8786- 場合によっては
ADD COLUMN
のプロセス中にUPDATE
のパニックの問題を修正します#8906 - 場合によってはテーブルパーティションを同時に作成する問題を修正します#8902
utf8
#9152セットのutf8mb4
への変換を#8951- シャードビットオーバーフローの問題を修正#8976
- 13の列文字セットの
SHOW CREATE TABLE
をサポートし#9053 - #8818のvarcharタイプ列の最大長制限の問題を修正し
utf8mb4
- #9093
ALTER TABLE TRUNCATE TABLE PARTITION
- 文字セットが提供されていない場合は、文字セットを解決します#9147
- MySQL #8808の動作と一貫性を保つために、
PD
- リーダー選出に関連するウォッチの問題を修正#1396