TiDB 2.0.10 リリースノート
2018 年 12 月 18 日に、TiDB 2.0.10 がリリースされました。対応する TiDB Ansible 2.0.10 もリリースされました。TiDB 2.0.9 と比較して、このリリースではシステムの互換性と安定性が大幅に向上しています。
ティビ
- DDLジョブ#8513のキャンセルによって発生する可能性のある問題を修正
ORDER BY
およびUNION
句でテーブル名を含む列を引用符で囲めない問題を修正#8514UNCOMPRESS
関数が不正な入力長を判定しない問題を修正#8607- TiDB #8575のアップグレード時に
ANSI_QUOTES SQL_MODE
で発生した問題を修正 select
場合によっては間違った結果が返される問題を修正#8570- 終了信号#8501を受信しても TiDB が終了できない可能性がある問題を修正しました。
IndexLookUpJoin
場合によっては間違った結果が返される問題を修正#8508GetVar
またはSetVar
#8454を含むフィルターを押し下げないでくださいUNION
節の結果の長さが場合によっては正しくない問題を修正#8491PREPARE FROM @var_name
#8488の問題を修正- 一部のケースで統計情報をダンプするときにpanicが発生する問題を修正#8464
- いくつかのケースにおけるポイントクエリの統計推定の問題を修正#8493
- 返されるデフォルト値
enum
が文字列#8476の場合に発生するpanic問題を修正 - ワイドテーブル#8467のシナリオでメモリ消費量が多すぎる問題を修正
- パーサーがmod opcode #8431を誤ってフォーマットした場合に発生する問題を修正しました。
- 一部のケースで外部キー制約を追加することで発生するpanic問題を修正#8421 、 #8410
YEAR
列型がゼロ値を誤って変換する問題を修正#8396VALUES
関数の引数が#8404列目ではない場合に発生するpanic問題を修正しました- サブクエリを含むステートメントのプランキャッシュを無効にする#8395
PD
- デッドロック#1370により RaftCluster が停止できない可能性がある問題を修正しました。