TiDB 3.0.15 リリースノート
発売日:2020年6月5日
TiDB バージョン: 3.0.15
新機能
TiDB
- パーティション テーブル内のクエリでプラン キャッシュ機能を使用することを禁止します#16759
- パーティションテーブルで
admin recover index
およびadmin check index
ステートメントをサポート#17315 #17390 - レンジ パーティション テーブル#17318の
in
条件のパーティション プルーニングをサポートします。 SHOW CREATE TABLE
の出力を最適化し、パーティション名に引用符を追加します#16315GROUP_CONCAT
機能#16988のORDER BY
句をサポートします。CMSketch
統計のメモリ割り当てメカニズムを最適化して、パフォーマンスに対するガベージコレクション(GC) の影響を軽減します#17543
PD
- リーダー#2479の数に基づいて PD がスケジューリングを実行するポリシーを追加します。
バグの修正
TiDB
- ディープ コピーを使用して、
Hash
集計関数のenum
とset
型のデータをコピーします。正確性の問題を修正する#16890 - 整数オーバーフロー#16753の処理ロジックが間違っているため、
PointGet
が間違った結果を返す問題を修正 - クエリ述語#16557で
CHAR()
関数が使用されている場合に、不正な処理ロジックが原因で不正な結果が発生する問題を修正します。 IsTrue
とIsFalse
関数のstorageレイヤーと計算レイヤーで結果が矛盾する問題を修正#16627case when
#16993などの一部の式の誤ったNotNull
フラグを修正しました。- 一部のシナリオ#17014で、オプティマイザーが
TableDual
物理プランを見つけられない問題を修正します。 - ハッシュパーティションテーブル#17051でパーティション選択の構文が正しく有効にならない問題を修正します。
- XOR が浮動小数点数#16976で演算される場合に、TiDB と MySQL の間で一貫性のない結果が修正されました。
- 準備された方法で DDL ステートメントを実行するときに発生するエラーを修正します#17415
- ID アロケーター#17548でバッチ サイズを計算する誤った処理ロジックを修正しました。
- 時間が高価なしきい値#17534を超えると、SQL ヒント
MAX_EXEC_TIME
が有効にならない問題を修正します。
- ディープ コピーを使用して、
TiKV