TiDB 2.0.9 リリースノート
2018年11月19日にTiDB 2.0.9がリリースされました。このリリースでは、TiDB 2.0.8と比較して、システムの互換性と安定性が大幅に向上しています。
TiDB
- 統計ヒストグラム#7927空であることによる問題を修正
- いくつかのケースで
UNION ALL文のpanic問題を修正#7942 - 間違ったDDLジョブによって発生するスタックオーバーフローの問題を修正#7959
Commit操作#7983のスローログを追加するLimit値が大きすぎるために発生するpanic問題を修正しました#8004USING節#8048でutf8mb4文字セットの指定をサポートTRUNCATE組み込み関数が符号なし整数型#8069のパラメータをサポートするようにする- 一部のケースにおける統計モジュールの主キーの選択性推定の問題を修正#8150
Session変数を追加して、_tidb_rowid#8126に書き込むことができるかどうかを制御します。PhysicalProjection場合によってはpanic問題を修正#8154- いくつかのケースで
Union文の不安定な結果を修正#8168 Insert以外の文#8179でNULLがvaluesを返さない問題を修正- 統計モジュールが古いデータをクリアできないことがある問題を修正#8184
- トランザクションの最大許容実行時間を構成可能なオプションにする#8209
expression rewriterのいくつかのケースでの誤った比較アルゴリズムを修正#8288UNION ORDER BY文#8307で生成された余分な列を削除しますadmin show next_row_idステートメント#8274支持するShow Create Table文#8321の特殊文字のエスケープ問題を修正- いくつかのケースで
UNION文の予期しないエラーを修正#8318 - DDLジョブをキャンセルしてもスキーマがロールバックされない場合がある問題を修正#8312
tidb_max_chunk_sizeグローバル変数#8333に変更する- ticlientの
Scanコマンドに上限を追加して、オーバーバウンドスキャン#8309 #8310を回避する
PD
- etcdの起動失敗によりPDサーバーが停止する問題を修正#1267
- リージョンキーの読み取りに関連する問題を修正
pd-ctl#1298 #1299 #1308 regions/checkAPIが間違った結果を返す問題を修正#1311- PD参加失敗後にPDが参加を再開できない問題を修正#1279